HISTORY
歴 史
玉ねぎについて
玉ねぎのルーツは中央アジアといわれており、
もっとも古い記録によると
紀元前数千年前からすでに貴重な栄養源として重宝されていました。
古代エジプトでは貴重な栄養源として、
ピラミッド建設の労働者たちにも配給されていたという記録も。
日本に入ってきたのは、明治初期。
北海道と泉州、2つのルートで持ち込まれたとされています。
淡路島たまねぎについて
淡路島の玉ねぎの生産は、大正の初め頃から。
大阪泉南郡の栽培技術を基にした淡路方式の栽培技術が確立し、
経済栽培が実施されていきます。
昭和に入ると、淡路島南部に広がる三原平野を中心に生産規模が拡大。
昭和39年には収穫面積が3,000haに達し、日本一の生産額を誇る地位を築きました。
2010年(平成22年)には「淡路島たまねぎ」の名称で地域団体商標を取得し、
淡路島が地域をあげてのブランド化に取り組んでいます。
こうして淡路島たまねぎは、130年もの年月をかけて、
ここまでの大産地になり発展しました。
FEATURE
歴 史
現在では淡路島を代表する食材になった玉ねぎ。
「生でも食べられるほど甘い・柔らかい・瑞々しい」と数ある産地のなかでも
淡路島産は特においしいと人気ですが、
その理由は、島ならではの気候と風土にあります。
- 周囲を海に囲まれているため気温も安定し、
日照時間が長く温暖な瀬戸内海式気候であること。 - 酪農も盛んであるため、堆肥を使用した肥沃な土壌であること。
なかでも玉ねぎの一大産地である三原平野には、
砂壌中心で水はけが良く、玉ねぎ栽培に適した肥沃な土壌が広がっています。
このように淡路島たまねぎには「土地の恵み」と「人々の想い」が沢山詰まっており、
恵まれた環境で時間と手間をかけてつくられていることが淡路島産玉ねぎのおいしさの理由なのです。
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EFFICACY
玉ねぎの効能
健康面
食物繊維やカリウムをはじめとする栄養素や、
硫化アリルやケルセチン、オリゴ糖などの健康な身体作りに欠かせない
特有の栄養成分を豊富に含有している玉ねぎ。
血流をサラサラにする効果、動脈硬化予防、疲労回復、ガン予防、
体脂肪の低減効果など、
我々を取り巻く生活習慣病の予防に効果的であると注目されています。
美容面
玉ねぎは、ポリフェノールの一種であるケルセチンの含有量がダントツ。
抗酸化(さびをとる)・アンチエイジング・抗炎症・抗菌と多種の働きを持ちます。
最近では抗アクネ菌の働きも発見されています。
強力な抗酸化で、シミやシワ、たるみやくすみなどの肌トラブルである
肌の酸化をブロックします。
また、ビタミンCの働きをサポートし吸収を高め、
受けた紫外線のダメージをケアして美白に促します。
肌や細胞の老化を防ぎアンチエイジング効果が期待できるのがケルセチンの魅力。