淡路島たまねぎの歴史

皆さま、こんばんは。
ティヨル株式会社の齋藤です。

今年もタマネギが活きいきする季節が訪れました♪
この時期は運転中、風に乗ってタマネギの香りがするのですが「あぁ淡路島だなぁ〜〜〜」としみじみ感じます。
淡路島は「たまねぎ島」とも呼ばれるのも納得です。

本日は、そんな淡路島を代表する野菜と言っても過言ではない
淡路島たまねぎについてお話ししようと思います。

1. 淡路島たまねぎの歴史
近年、全国にその名を轟かせるブランドとなっている淡路島の特産品「淡路島たまねぎ」。
最近は、よくTVやメディアでもよく目にしますね。

瀬戸内海特有の温暖な気候と風土で育つ淡路島産たまねぎは、
生でも食べられるほど甘い柔らかい瑞々しいが特徴です。
また、他の産地に比べて糖分が約10パーセント前後も高く、辛み成分であるピルビン酸が少ないことが判明しています。(参考:兵庫県立農林水産技術総合センター)

玉ねぎのルーツは中央アジアといわれており、
もっとも古い記録によると紀元前数千年前にイランではタマネギを神事に用いたり、
エジプトでは、ピラミッド建設に携わる労働者たちがタマネギを用いていたのだそう。

このように古代よりタマネギは貴重な栄養源・薬として消費されていました。

淡路島たまねぎのバイブル「淡路玉葱発達誌」によると…
「種子も栽培法も悉(ことごと)く泉州より移入されたもの」と記載があり、大阪が発祥とされています。
しかし、大阪・泉州タマネギのはじまりは、神戸の西洋料理店「外国亭」にあるとの一説が。
淡路島では、
1888年(明治21年)に輸入した玉ねぎの種子を、
現在の南あわじ市で試作したのがはじまりとされています。
1923年(大正12年)に約12ヘクタールだった生産農地は、
1964年(昭和39年)には生産農地が3000ヘクタールを超えて日本一の産地となりました。

実は、昭和の初めにはすでに海外にも輸出されていたんですよ!

戦後、洋食化が進み以前より多く生産されるようになります。
しかし、1956年(昭和31年)玉ねぎの病気が流行し収穫量は半分に…

そこで農家や研究機関、行政、農業団体が一丸となって淡路島の玉ねぎを守るために、
・淡路島の土壌に適した農業機械の開発
・病気を防ぐ栽培、保存方法の開発 等が行われます。

こうして淡路島たまねぎは、130年もの年月をかけて、ここまでの大産地になり発展しました。

このように淡路島たまねぎには、「土地の恵み」と「人々の想い」が沢山詰まっているのです

2. 淡路島たまねぎについて
タマネギは数ある野菜の中でも、
国内での年間生産量が、ジャガイモ、キャベツ、ダイコンに続き、第4位です。

その中でも全国のタマネギの生産量の約80%を「北海道」「佐賀県」「兵庫県」が占めています。
特に北海道は、全体の63%を占めており、残りを佐賀県と兵庫県で生産しています。

1位:北海道産玉ねぎ生産量 665.800t

2位:佐賀県産玉ねぎ生産量 100.800t

3位:兵庫県産玉ねぎ生産量 100.200t

現在は北海道、佐賀県に次ぐ全国3位の生産量を誇ります。

       
                            出典:農林水産省統計 野菜ナビ

その中でも兵庫県で生産されている玉ねぎのほとんどは、淡路島たまねぎになります。
淡路島の中でも特に、南あわじ市では玉ねぎの生産が盛んで、南あわじ市は県内随一の「農業どころ」です。
県内全域の生産額の15%を占めていて、2位の神戸市の4~5倍の生産量があります。

2010年(平成22年)には「淡路島たまねぎ」の名称で地域団体商標を取得し、
淡路島が地域をあげてのブランド化に取り組んでいます。

淡路島の土壌や温暖な気候が玉ねぎの栽培に適していることや、
酪農も盛んであるため堆肥を使用した土作りならではの
「生でも食べられるほど甘い・柔らかい・瑞々しい」という他産地とはまた違った特徴があるのが
淡路島たまねぎの良さなのです。

  
 今朝撮影した淡路島たまねぎ(活きいきとしてエネルギッシュさを感じます✨✨)

3. 最後に
淡路島には沢山の特産品がありますが、その中でも淡路島を象徴する「たまねぎ」。

淡路島に訪れた際はぜひ、淡路島たまねぎをご賞味くださいね♪

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